クロサワ楽器　マイルス２０００No25　長野楽器製

グリンゴです

前回即落札だった
マイルス2000　No20ハミングバードタイプに続きまして
手持ち最後のマイルス2000出品となります

ジャパンビンテージは、「マイナーメーカー」が狙い目？

当時の2大メーカーモーリス、ヤマハに対抗するため
知名度に劣る無名メーカーがとった対策は【オーバークオリティ】

2大メーカーの同価格モデルより
1.5ランク以上に良い材料を、より丁寧に組み上げ
絶対技術では負けない！との昭和の職人の意地がこもってます

この長野楽器もそうです
マイルス2000、数が少ないので時間をかけて探しました
合板ギターではありますが
なん十本に一本の「アタリ個体」です
私のサブギターとして使ってきました

モーリスW、ヤマハFGより、しっかり作られてる手ごたえ
特にネックを握ったときの安心感はなかなかです

弦高高めなビンテージでは
これは、マジに驚異的

プレイヤーズコンディション
目立つ大きな傷は無いです
弦高1.8㎜ほど
サイドバックは、美しい杢のローズウッド
ピックガードはべっ甲調フレークです

フレット残7割で、弾きこまれてへたってはいませんが
いい感じに灼けてビンテージらしい雰囲気があります
貝調のサイドバインディングがあり豪華な感じです

最近買った、有名メーカーのトップ単板５万円を音量、音質、材のクオリティすべてにおいて
軽くブッチしてます

良材を熟練の日本人職人の手による国内組立てモデル
今では２０万ほどします
見て良し、弾いて良し、友達にかなり自慢できちゃう16000円
５０年経過してネック反りの心配もほとんどなく
これ一本で、死ぬまでロックできちゃいます

音量は、ほぼ同程度でしょうか
サドルを高くすれば、さらに音量を上げることも可能かもしれません

音色は、はっきり特徴が分かれます

こちらの方が甘く、深く、太い音がします
W40の特色が、きらびやかさだとしたら
コードのまとまり感が特徴となります

ツベに「MILES2000　No25」で音源がありますので、参考にしてください

監修のクロサワ楽器　マーチンの日本代理店をだけあって、手抜きなし

製造した長野楽器は
ヤマハに先駆けて、日本初のフォークギターを作り
確かな技術力をもちながら、経営のまずさから、倒産、OEM